臆病な微笑みと
怯懦的笑容
やさしい爪を残して行った
还有温柔的指尖被徒然留下
退屈な花びらのように
宛如毫无生趣的花瓣
くるしみを忘れて
将痛苦忘却
貴方の背中でそっと泣いて笑った
在你的背后悄然流着泪笑了
帰らぬ日々を思うような
似是怀念不再归来的往日一般
奇妙な愛しさに満ちた
于满盈着奇妙爱怜的
箱庭の中で息をひそめ
庭园盆景之中敛藏气息
季節が行くことを忘れ
季节忘记了流转
静かな水底のような時間にいた
置身于寂静水底般的时光之中
冷たい花びら
冰冷的花瓣
夜に散り咲く
在夜晚绽放纷飞
まるで白い雪のようだね
好似白雪一般呢
切なく
那些揪心地
貴方の上に降った
飘落在你身上的
かなしみを全て
所有悲伤
払いのけてあげたいだけ
我不过是想为你将其尽数拂去
貴方のこと傷つけるもの全て
伤害你的一切事物
私はきっと許すことは出来ない
我绝对无法宽恕
優しい日々
那些安详的日子呢
涙が出るほど帰りたい
泪水夺眶而出我想回到那时
貴方と二人で見上げた
与你一同仰望过的
花びらが散った
花瓣也已凋零飞散
第54章